イラクデジタルディナールとは?本物のIQDTと“偽物”の境界線を見抜け!

こんにちは。

自称日本を捨てた金の亡者タカシです!

ドバイでは色んな金融商品に触れてきたけど、最近ドバイ周辺でも話題となっているものがあります。

それは、IQDT(イラク・デジタル・ディナール)!

「これってどこの銀行が扱ってるのか?」
「資産として安全に保管できるのか?」

気になって公式サイトを徹底的に調べてみましたが……
預け先に関する明記が、どこにもないんです( ´Д`)y━・~~

今回は、その「銀行の影が見えない問題」について、しっかり掘り下げていきます!

どこの銀行に預けられるのか?どこにも書かれていない?

IQDTの公式サイトは非常にスタイリッシュで、近未来的な雰囲気を醸し出しています。
ただ、どこを見ても「銀行」という単語が一切出てこないんです。

「分散型だから安全」
「銀行を通さず自由に取引できる」

といった魅力的な表現は並んでいるのですが、
それは裏を返せば「銀行などの保管先が存在しない」という意味でもあります。

これは、投資として考えたときに非常に大きなリスクですよね。( ´Д`)y━・~~

イラク・デジタル・ディナール、実は“本物じゃない”説

ここが最大のポイント。

このイラク・デジタル・ディナールは、イラク政府や中央銀行が発行したものではありません。

つまり、本物のIQDTではないんです。

じゃあ何かというと、「イラクデジタルディナール」と勝手に名乗ってる民間のプロジェクトや個人が作った仮想通貨って可能性が高いわけです。

裏で本物のディナールとちゃんと交換できる保証があるか?
どこの銀行が保管してるか?
いつ、どこで換金できるのか?

このあたりの説明があいまいだったら、ちょっと危ないかも( ´∀`)

「国が関与している」という印象…でも根拠は曖昧です

IQDTは「イラクのデジタル通貨」として紹介されています。
ですが、イラク中央銀行の明確な関与や、政府の公式声明などは確認できません。

「国が絡んでいるように見せる」手法は、投資詐欺の定番でもあります。
名前の印象だけで信じてしまうのは非常に危険だと感じました。

ホワイトペーパーには運営者の情報がありません

一応ホワイトペーパーは存在していますが、
運営者の名前、企業名、所在地などの情報は一切見当たりません。

あるのは:

「プロジェクトチーム」という抽象的な言葉

「分散型ネットワークによる安全性」という一般論

「未来の金融インフラ」という聞き慣れたフレーズ

このような構成では、信頼できる裏付けがあるとは言えませんよね。

IQDT=危険?…じゃなくて“偽物が危険”!

よく「IQDTって怪しいよね」とか「仮想通貨だしやめといた方が…」って声も聞きます。

でも本当は違うんです。

IQDTが危険なんじゃなくて、中身のない“偽物のIQDT”が危ないんです。

もし将来、イラク中央銀行が正式にデジタルディナール(CBDC)を出すなら、それは
信頼できる「本物のIQDT」になるでしょう。

だけど今のところ、それはまだ出ていない。

それなのに「これがIQDTです!」と販売している通貨には、注意するべきなんです。

まとめ:預け先のない通貨、それは“信用”の裏付けがありません

今回のまとめです!

IQDTには「本物」と「偽物」がある!

今出回っている“イラクデジタルディナール”は、本物ではない可能性が高い

「IQDT=危険」じゃない!危険なのは中身のない偽物IQDT

夢のある話ほど、情報をしっかり見極めるのが大事。

「デジタルだから大丈夫そう」「名前がそれっぽいから安心」なんて思わず、
冷静に一歩引いて見てみましょう。( ´Д`)y━・~~